「御来光」
平成29年9月27日（水曜日）
23日の土曜日、快晴とまではいかないが、なんとか晴れを保った秋分の日、明日も天気は良さそうだ。
テントで前泊し、明日は一年ぶりの大山登山。
今回は御来光を拝むことを第一目的とするため、出発時刻はゆとりを持った到着を見越し早朝4時15分に設定。
年のせいか寝つきが悪く、ほとんど眠れなかったこともあり体は少し重たいが、とりあえず予定通りの時刻に出発。
カイデン（ヘッドライト）の灯りを頼りに、暗闇の山道を約1時間ひたすら歩く。
九合目を過ぎた頃から辺りは薄ら明るくなり、ようやく孤独から解放された気分に。
5時32分、無事に山頂に到着。日の出まではもう少し時間がありそうだ。
5時55分、太陽が昇り始め、空は少しずつ暖色を強めていく。
「御来光」
自然の恵みに感謝し、心の中で手を合わせる。
太陽は輝きを増し、目を開けていられないほどの眩しさに。
このほんのわずかな時間のために、この一年があったのか。感慨無量。
6時02分、さぁ、下ろう。一年後の素晴らしい景色のために。
飼育していたカブトムシが卵を産み、孵化した幼虫でいっぱいに 蛹となり羽化した後のことを考えると眠れない デイサービスセンター所長 米谷
